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新型ブックマークサービス「Swimmie」でセマンティック検索の世界に挑むCurio - (page 2)

島田昇(編集部)2007年08月10日 19時00分
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 ソーシャルブックマークサービスであるSwimmieの最大の特徴は、ブラウザ上でタグによってお気に入りのサイトを管理できる点だ。従来のフォルダ型ではどのページをどのフォルダに振り分けるか、あるいは振り分け作業が二重になってしまうという問題点があったが、タグベースであればサイト登録時のタグ付けだけでこの問題が解消される。大量に蓄積されたサイトを効率的に探す検索性にも優れ、頻繁に閲覧するサイトは自動で見やすい場所に表示される仕組みになっている。

 さらには、利用者がよくタグ付けするキーワードと別の不特定多数の利用者がよくタグ付けするキーワードを照合、自動的におすすめサイトを紹介するという機能も付けている。この個別の利用者へサイトを提案するという機能を用いれば、ここに広告を挿入するというビジネスモデルが成り立つ。

 「ユーザーの動向を見ながら決めますが、10万ユーザーあるいはそれよりもっと前の段階からサイトのおすすめ機能の部分に広告を入れるつもりです。Gmailに挿入される広告のように、一行ですっきり表示させるユーザーインタフェースを追求しました」(小林氏)

 収益モデルは現在、この広告モデルのみ。それだけに、収益化が確実になされなければ、良いサービスであっても経営は立ち行かなくなるという不安が残る。

 「インターネット白書」によると、FireFoxは2006年時点で国内シェアの8.9%にとどまる。Swimmieをより多くの人に使ってもらい、そこでの広告収入やタグ情報のデータ収集量を拡大することを考えれば、やはりトップシェアで7割のユーザーが利用する「Internet Explorer」などにも対応させたいところ。市場が限定されるサービスであれば、需要があってもサービスの広がりが進まず、収益に結び付かない可能性も考えられる。

 また、広告の出し口となるおすすめサイトを表示する枠が小さいため、広告主からの理解を得られないのではないかという懸念もある。

 これについて小林氏は、「2008年2月末までに10万ユーザーまで持っていきたい。この規模になれば、現状の従業員(4人)が食べていける分の収入は得られる。広告の提案については、通常のサイトで一瞬表示される広告と、ブラウザ上で数分間は表示される広告とでは商品特性に違いがある。当然、タグ情報を活用することでターゲティングもしやすい。この辺を強調して提案していきたい。これはまだ次の段階の収益モデルだが、社内向けのサービスとして販売するなどの展開も考えられる」としている。

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