顧客同士で情報を交換する製品サポートサービス「Satisfaction」がテストされている。お粗末な企業サポートが多いなかで期待されるサービスだ。
実に良いのがこの点だ:利用者はあらゆる企業から各自のトピックを追跡する自分の「ダッシュボード」を取得できる。そのようなわけで、Satisfactionが軌道に乗ったと想定すると、利用者は(複数のログインやユーザーインタフェースを必要とする)複数のサービスの議論をフォローするのではなく、利用者から利用者への会話を1箇所でフォローすることができるようになる。これは重要なポイントだ。Satisfactionの目的は問題解決だけに限られず、昨今のトラブルシューティング関連のフォーラムと比べ、もっと頻繁に利用される可能性が高いためである。Satisfactionは、ある製品に関してもっと広範な論点について話し合い、またおそらく、ユーザーと接触する手段を向上する余地があった製品マネージャー、設計者やエンジニアと話すための好適な場を提供できるだろう。
Satisfactionはまだ構築中だが、同サービスが製品や企業の周辺に町広場を建設することにかけては、他企業が主催する多くのフォーラムよりも、優れた仕事をみせそうなことはすでに明らかだ。デザインは親しみやすく、サイト上のソーシャルツールも納得できるものだ。製品を作る企業側というよりも利用者のためのサイトという感じがする。これはもちろん、顧客だけでなく企業にとっても良いことである。
Satisfactionの関係者は、現在「地味にサービスをテスト中」と述べていた。つまり、同社の業務拡大中にもしサーバが落ちることがあっても驚かないでください、という意味である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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