空中で操作できるコードレスレーザーマウス「MX Air」、9月に日本でも発売

 ロジクールは8月8日、机上と空中での操作が可能な充電式コードレスレーザーマウス「MX Air(型番:MX-A)」を、9月7日に発売すると発表した。

 MX Airは、机上と空中の両方で操作が可能な、コードレスレーザーマウス。すでに米国では7月12日に発表されている。リビングルームでの使用も想定して設計されており、テレビのリモコンを操作するように、リラックスした姿勢でPCを操作したり、映画や音楽、写真などのデジタルメディアコンテンツを楽しんだりすることができる。

「MX Air(型番:MX-A)」 空中で操作できる「MX Air」

 空中での操作を実現するために、Freespaceモーションコントロール、ジェスチャーコマンド、ワイヤレスの3つのテクノロジーを搭載。これにより、ユーザーは空中でマウスを軽く動かすだけで、メディアファイルの選択、再生といった操作が可能になるとしている。

 Freespaceモーションコントロールテクノロジーは、MEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)センサーと、DSP(デジタル・シグナル・プロセス)テクノロジー、およびRF(無線周波数)ワイヤレステクノロジーが特許技術の基礎となっている。これらの技術の融合により、マウスを自由な角度で持ち、任意の方角を指し示すことが可能となった。さらに、先進のアルゴリズムにより、マウスを持った手の動きが、意図した手の動きなのか、意図しない偶然の動きなのかも区別できるとしている。

 ボリュームは、ボリュームボタンを押した状態で、手を左右に動かすだけで調整が可能。音量を大きくするには右に、小さくするには左に手を動かす。また、音楽の再生時、再生ボタンを押しながら時計回りに小さく円を描くと次の曲にスキップし、反時計回りに円を描くと前の曲に戻る仕組みとなっている。

 従来のスクロールホイールの代わりに、タッチセンサー式のスクロールパネルを装備。パネルの表面を軽く指でなぞると、慣性を利用したスクロールメカニズムが働き、指先のなぞるスピードに応じて、スクロールのスピードも調整される。

 MX Airは、光沢処理を施したブラックの半透明トップケースとシルバーのベースに、細身で滑らかな輪郭が特徴的なデザインを採用している。また、充電ステーションには、ラウンドシェイプのデザインを採用。さらに、2.4 GHzデジタルコードレステクノロジーを採用し、操作距離は最大約10メートルとなっている。

 価格はオープンプライスで、9月7日に発売予定。ロジクールオンラインストア、および全国のロジクール製品取扱店にて、税込価格1万8800円で販売する。

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