NBPCマーケティング通信 2007年8月7日発行

【コラム1】

リビングのネット端末として存在感示した任天堂「Wii」
所有者の過半数がネットに接続,その約8割が情報検索

 『日経マーケット・アクセス』が、家庭用ゲーム機の所有状態とそのネット利用について調査した結果、任天堂の「Wii」とソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション3(PS3)」の所有者のいずれも半数以上がインターネットに接続していた。中でもWiiユーザーは8割近くが内蔵ソフトでニュース/天気予報を視聴、半数近くがショッピング・サイトを利用している。一方、PS3ユーザーはオンライン・ゲームのユーザー比率が高く、両者で異なる利用状況が明らかになった。マーケティング・ツールやオンライン・ショッピングの流通経路として、Wiiは有望と言えそうだ。

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【コラム2】

社内コミュニケーション担当者 必見!
今話題のインナーブランディング/効果測定にまつわるいくつかのポイント

 「自分のことを一番わかっていなかったのは、自分だった」と感じることは、珍しいことではない。いわんや、企業といった集団組織では、「自分達の本当の姿」のイメージを全員で共有するのは極めて難しい。そこで、こうしたイメージの共有化を進める方法として「インナーブランディング」に取り組む企業が増えている。その際に忘れてはならないのが、従業員の意識改革を検証する手段を用意することである。日経BPコンサルティングでは、「インナーブランド調査」をご提供している。外部評価の結果である「ブランド・ジャパン」と併せ見ることで、組織の問題点を立体的に把えることができる。

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【コラム3】

参院選とインターネット SEOの巧拙が勝敗を左右する時代へ
政党のHPにも必要なWebマーケティングの発想

 第21回参議院議員選挙は民主党の圧勝で終わった。Webサイトの使い方のうち、検索エンジン対策が一番うまかったのも民主党だった。検索エンジン対策とは、Yahooやgoogleなどの検索サイトで、いかに上位に表示させるか、そこから自分のサイトへいかにうまく引きこむかという対策のことだ。選挙運動にもインターネットの影響はどんどん大きくなってきている。サイト活用の巧拙と、選挙の結果との因果関係はわかっていないが、Webサイトの使い方次第で選挙の結果が変わってしまう時代も遠くないだろう。各党のWebサイト対策から参院選を眺めてみた。

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【コラム4】

ソフトバンク逆襲 ホワイトプラン効果はホンモノ
「携帯電話乗り換え意向」の四半期定点観測より

 ソフトバンクが2007年4月〜6月の四半期で約53万純増と、純増数で携帯電話キャリアのトップに立った(社団法人電気通信事業者協会=TCA=発表値)。今年1月から始めた料金割引制度、ホワイトプランの効果なのか、ソフトバンクへの乗り換え理由は、6割以上が「月額料金の安さ」であった(日経BPコンサルティング調べ)。他キャリアへの流出でもソフトバンクは前回調査の2分の1となった。この勢いは本物なのか、今回の四半期定点観測の調査結果(回答者8万3361人)から紐解いてみる。

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【最新のマーケット情報】

日経BPコンサルティングが実施して媒体に掲載された各種調査結果を紹介

〔政治・社会〕クールビズ実施率7割超、実施職場は平均27.4度
〔デジタルライフ〕回答者の96%、子供のネット利用にリスクあり
〔お金〕年金記録「確認済み」は3割、記録確認者の1割に「間違いあり」

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