ストリーム(劉 海涛社長)は、中国最大手の新聞社、人民日報社(王 晨社長)との間で、サイト「人民網」と独占契約した。これによって、ストリームはメディアビジネス事業に新規参入する。
「人民網」は、中国の新聞「人民日報」をメインとするニュースウェブサイト。全世界に協力メディアを1000社以上、「人民網」に所属する2000人以上の記者による取材編集が行われている。中国語以外にも英語、日本語など9種類の言語により24時間情報を発信しており、一日8000万ページビューを有する中国最大ニュースサイトとなっている。
人民日報社網絡中心が運営する「人民網日本語版」は、98年12月に開設された中国情報サイトの老舗で、最近では一日平均約100万ページビューを超えている。
ストリームは、この人民日報社網絡中心と提携することで、ストリームのweb開発・運営のノウハウを有効活用し、「人民網」のメディアサイトとしての価値・機能を向上させていく。同時にその「人民網」のサイトを活用して、新規事業となるメディアビジネス事業に参入して収益拡大を目指す構え。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」