レシーバーは脱着式のUSBタイプで、マウスの裏にすっぽり収まる。ノートPCとともに持ち歩くときにも便利だ。さらに、レシーバーを収納すると、マウス本体の電源が切れ、電池消耗を防いでくれるというスグレモノ。電池の持ちは、単3電池1本で約6カ月という。カラーはアイスブルーとムーンライトシルバーの2色だ。
電池は、裏を返すと「Open」と書かれたボタンがあり、そこを押すと単3電池1本分のスペースが飛び出てくる。ちょっと意外なところにあっておもしろい。
名前のとおり、ノート向け(モバイル用途)の小型タイプで、ボタンはホイールを含んで4つ。いずれのボタンも割り当てを変更し、好みに応じてカスタマイズすることができる。たとえば、左側面に戻るボタンには、クリックするとその部分が拡大表示できる「拡大鏡」が設定されているが、特に使うシーンはないため、「戻る」に設定を変更してみた。カーソルを操作して戻るボタンを押さなくても済むため、ブラウザを頻繁に使う人にはおすすめだ。
なお、マウスが小さいといっても、同社のデスクトップ向けのマウスと比較して小さめサイズ。女性や子どもなど、大きめのマウスが得意でない人にはちょうどいいサイズかもしれない。
マウスのボディ側面はしっとりとしたラバーグリップが採用されている。マウスに手を置いてみると、親指がラバーグリップによりすべりにくいため、マウスが手になじむような印象を受ける。付属のドライバをインストールして、さっそくマウスを使用してみると、そのスムーズさに驚いた。これまで使用していた光学式マウスと比べると、少しマウスを動かしただけで大きく動く。このレーザーマウスは、センサーの解像度は1000dpi、毎秒6000回の速度でスキャンするセンサーを搭載したもの。
最新の光学式マウスではまた事情は異なってくるかもしれないが、しばらくマウスを買い替えていない人ならあまりのスムーズさに驚くに違いない。スタッフ何名かで試したところでは、「スピードに慣れるまで使いにくい」という声もあったが、個人的には非常に快適。これまでのマウスにはもう戻れそうにない。また、レーザー式は光学式に比べて読み取り性能が高いため、これまで光学式では使いにくかった場所でも使えるという利点もある。たとえば、会社で使用している事務机の場合、反射しやすいためか動きが極端に鈍くなり、事実上マウスパッドがないと使えなかった。ところが、このレーザー式のマウスでは問題なく動くのである。会議室など場所を選ばず使えるのは非常に便利だ。また、電波受信範囲は、レシーバから約1m以内という。ノートPCでは、必ずしもフロントにUSBのポートがあるわけではない。今回使用したPCも、利き腕とは反対側にUSBポートがあるノートPCだったが、問題なく使用できた。
そろそろ、マウスの買い替えを検討している人にはぜひおすすめしたい1台だ。
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