iPodはビデオが見やすいように2.5インチのカラーTFT液晶を搭載した。容量は30Gバイトと60Gバイトの2種類があるが、容量が増えたにも関わらずいずれも従来のiPodよりも薄くなっている。色は白と黒の2種類がある。
60Gバイトモデルの場合、楽曲ならば1万5000曲、写真ならば2万5000枚、そして動画ならば150時間分を保存できる。映像のコーデックはH.264とMPEG 4に対応する。30Gバイトモデルで最長14時間、60Gバイトモデルで同20時間の音楽再生が可能だ。
価格は30Gバイトモデルが3万4200円、60Gバイトモデル4万6800円。米国では従来モデルと変わらない価格(30Gバイトモデルが299ドル、60Gバイトモデルが399ドル)だが、日本では為替の関係でやや値上がりした。アップルのオンラインストアであるアップルストアや直営店、量販店などで販売される予定だ。インナーイヤー型のヘッドフォン、USB2.0ケーブル、キャリングケース、Dockアダプタ、iTunesの入ったCDが同梱される。
なお、現在販売されているビデオ非対応のiPodについては、現時点で生産終了の連絡は米国から来ていないという。しばらくはビデオ対応モデルと非対応モデルの両方が店頭に並ぶことになりそうだ。
アップルでは新型iPodの発表に合わせて、iTunes Music Store(iTMS)で音楽クリップの販売を始めている。価格は1コンテンツにつき300円。現在は洋楽のクリップしかなく、日本の音楽レーベルとの交渉状況についてアップルでは明らかにしていない。米国ではiTMSでテレビ番組も販売されているが、日本では販売予定はないとしている。
iMac G5は従来モデルに比べて1.2cmほど薄くなっており、iSightというビデオカメラを内蔵している。また、新たにリモートコントローラの「Apple Remote」が同梱され、9m離れた場所からでも操作できる「Front Row」という機能が追加された。
Apple RemoteはiPod shuffleのような形をしており、シンプルなデザインだ。「Media Centerであれば40個ものボタンがあるが、Apple Remoteのボタンはわずか6個で操作も簡単だ」とApple Computer CEOのSteve Jobsは自信を見せる。本体の操作は赤外線で行う。ボタン電池で駆動し、1つの電池で2年ほど動くという。
同梱された「Photo Booth」というソフトウェアを使えば、iSightで撮影した映像をリアルタイムに加工し、その画像をメールで送ったり、保存したりできる。
1.9GHzのPowerPC G5プロセッサを搭載した17インチモデルと、2.1GHzののPowerPC G5プロセッサを搭載した20インチモデルの2種類があり、いずれもDVDを作成できる二層記録式のSuperDrive、2.5Gバイトまで拡張可能な533MHz DDR2 SDRAMメモリ、最大500GバイトのHDDなどを搭載している。また、無線LANに対応するAirMac Extreamを内蔵し、スクロールボール付きのMighty Mouseが付属する。
価格は17インチモデルが15万2800円、20インチモデルが19万9800円となっている。
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」