これまでテレビ「WEGA」ブランドで展開をしてきたソニーだが、新たに画質・薄型テレビの新ブランド「BRAVIA」を発表した。“BRAVIA”は、「Best Resolution Audio Visual Integrated Architecture」の頭文字をとったもの。
大画面液晶テレビX/V/Sの3シリーズ6機種、液晶プロジェクションテレビ Eシリーズ2機種を発売した。いずれもサムスン電子とソニーの合弁会社S-LCD社による「ソニーパネル」を使用。このパネルは、視野角を上下左右178度、コントラスト比1300:1、パネル応答速度8msec(1000分の8秒)とこれまでの液晶テレビの弱点を改善したもので、「コスト的に競争力のあるパネル」(ソニー 代表執行役 副社長 ホームエレクトロニクスネットワークカンパニー プレジデント 井原勝美氏)と自信を見せる。
BRAVIA Xシリーズは、デジタルハイビジョン放送(1080i)の解像度をそのまま再現できるフルスペックハイビジョンパネル(1920×1080)を搭載しているのが特徴だ。46型(市場想定価格 650,000円前後)と40型(同 550,000円前後)の2モデル。11月20日より発売予定だ。
BRAVIA Vシリーズは、クール&モダンがデザインコンセプトで、40型(同 430,000円前後)と32型(同310,000円前後)の2モデル。10月20日より発売予定だ。置きやすい省スペースを追求したBRAVIA Sシリーズは、40型(同 410,000円前後)と32型(同 290,000円前後)の2モデルだ。10月1日より発売予定。
さらに、従来のプロジェクションテレビで問題とされてきた、大きさや色味などを改善した液晶プロジェクションテレビEシリーズも発表。50型(同 400,000円前後)と42型(同330,000円前後)を10月20日より発売予定だ。
BRAVIAフォトレポート
左:フルスペックハイビジョンパネル(1920×1080)、右:昨年出たソニーのワイドXGAパネル(1366×768)。画像では分からないが、布の質感などもよりキレイに表示できていた
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1870×2200mmのガラス基盤で、40インチで8枚、46インチで6枚のパネルをとることができ、効率的なパネル生産が可能
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LAN端子(100BASE-TX/10BASE-T)を持っており、接続すればso-netのソニーテレビ専用ページなどが見られるほか、DLNA対応も
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Sシリーズと他社製品(左:日立 中央:シャープ)と比較しながら、178度の視野角をアピール。明るさは若干落ちるが、色味は変わらない
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