ケータイだけでインターネットを利用するユーザーの実態調査(下)--視聴スタイルはPCと同じ?!

Webマーケティングガイド2007年07月12日 13時00分
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 Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、普段PCのインターネットを利用しないユーザーの実態調査を行った。

 調査の結果、携帯電話の視聴スタイルはパソコンと同様にテレビを見ながら操作したり、サイトを閲覧しているユーザーが多くいることが分かった。

 今回の調査対象は、10代〜40代のモバイルユーザー300人。 男女比は、男性:27.7%、女性:72.3%となり、年齢比は、10代:33.7%、20代:22.3%、30代:15.9%、40代:13.6%となった。 またキャリア比は、DoCoMo:46.7%、au:42.0%、SoftBank:11.3%となっている。 さらに、今回は調査対象者を絞り込むために事前調査を行い、インターネットの利用(メールを除く)は、【ほぼ携帯電話のみを利用している】と回答したユーザー300人のみを対象とした。

 まず、Q1では、1日の中でどのような時に携帯電話を利用するか尋ねたところ、「就寝前」が75.7%と最も多く、次いで「お昼休みなどの休憩中」が61.0%と続いた。

1日の中でどのような時に携帯電話を利用するか

 以前調査した10代男性に関する調査(上)からは、10代男性を対象に携帯電話の利用について調査したが、10代男性も早朝や就寝前、お昼休みに比較的多く通話やメールをしていることが分かった。

 今回の調査と比較すると、早朝や就寝前、お昼休みは10代男性と同様によく利用されているが、10代〜40代に調査対象を拡大した場合(但し、今回の調査対象者は携帯のみでインターネットを利用するユーザー)、テレビを見ている途中に携帯電話を利用するユーザーが46.3%おり、10代男性が7.3%であったことを踏まえれば、この数値は注目すべき点と言えるのではないだろうか。

 市場データによればパソコンとテレビの「ながら視聴」がテレビの視聴スタイルとして確立されつつあると言われており、パソコンのディスプレイでテレビを見られることも、「ながら視聴」を増加させる原因と考えられる。[参照:パソコンのAV機能がテレビの「ながら視聴」を後押し(日経ネットマーケティング)

 以上のようなことから、半数近くのユーザーはテレビの視聴時間と携帯電話を操作する時間が少なからず重なっていると想定されるだろう。

 Q2では、モバイルインターネットでよく利用するコンテンツは何かを尋ねたところ、「着メロ・着うた」が68.7%と圧倒的に多く、次いで「ニュース、天気」が43.7%、「画像(デコメ、待ち受け、フレーム)」が42.0%と続いた。

モバイルインターネットでよく利用するコンテンツ

 以前調査した「20代女性のモバイル利用について」でも、やはり「着メロ・着うた」が76.0%と多く、モバイルユーザーにとって「着メロ・着うた」は必須のコンテンツと言えるだろう。

 2007年6月の総務省が発表したデータによれば、日本のメディアを流通するコンテンツ(メディアやソフト)は、2005年で11.3兆円と拡大傾向が続いており、今後更に市場が活性化し、モバイルコンテンツのバリエーションや質が高まれば、インターネットを利用する際に携帯電話を主として利用するユーザーの割合が高まる可能性が十分に考えられる。 [参照:メディア・ソフトの制作及び流通の実態(情報通信政策研究所(IICP)調査研究部)

 また、携帯電話のみでインターネットをするユーザーに対象者を絞った今回の調査では、モバイルコンテンツの利用が97.0%と、前回の調査の80.0%よりも17.0%高い。

 つまり、パソコンを持っているユーザーは携帯電話のみを利用するユーザーに比べ、携帯電話の利用度が低いのではないかと考えられる。 ユーザーの携帯電話の利用については引き続き調査していきたい。

 本調査は、業界の全般的な調査となっております。 あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。 業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。 より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、 リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

サンプル数  :300
調査期間   :2007年06月18日〜2007年06月18日
調査方法   :モバイルリサーチ
調査機関   :ネットエイジア株式会社
対象者     :16歳から49歳の男女

 本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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