マーケティングリサーチを提供するヤフーバリューインサイトは7月10日、iモードユーザーを対象に「携帯電話アプリ」に関する調査を実施、結果を発表した。
調査によると、携帯電話のアプリ機能の利用頻度は「ほぼ毎日(61.1%)」が最も多く、中でも19歳以下の男性は利用頻度が高く、週に1日以上利用する人は95.8%に上った。iアプリの使用経験が無い人は全体でわずか1%だった。
有料アプリサイトの1カ月当たりの平均利用額は「300円〜500円未満(15.6%)」が最も多く、次いで「500円〜1000円未満(13.0%)」が多くなっている。全体では「1000円未満」が半数以上を占め、有料アプリサイトを利用しない人も 36.1%いる。
iアプリを使用している人に、ダウンロードしたことがあるiアプリを聞いたところ、最も多かったのは、「ゲーム(ミニゲーム)(69.1%)」で男女および年代を問わず利用が多い。次いで「テレビ番組表(42.0%)」、「ゲーム(ロールプレイング)(39.5%)」となっている。ただし、男性の40歳代以上および女性の30歳代以上では他の年代に比べ、ゲーム(ロールプレイング)」の利用が若干少なく、「待ち受け」の利用が多くなっている。
iアプリに関する情報の入手先は「携帯サイト(89.8%)」が最も多く、全世代 で8割以上を占める。次いで「携帯電話のメール(40.7%)」、「本・雑誌(15.1%)」と続く。
今後、アプリ機能を利用する機会については「変わらないと思う(37.1%)」が女性の全世代で最も多かった。男性は19歳〜30歳代では「増えると思う」、40歳〜50歳代では「どちらかといえば増えると思う」がそれぞれ最も多く、今後の利用意向 が高いことが伺える。
調査は2007年6月4日〜22日、全国のiモードユーザーを対象に、iモードサイト「とくするメニュー」上で行ったもの。有効回答数は6031人。
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