Webマーケティングガイドでは、社会人の趣味と習い事に関する調査を企画し、株式会社エルゴ・ブレインズが運営するターゲットリサーチのリサーチパネルに対してインターネット調査を行った。
今回の調査対象は、これまでに趣味や習い事をしたことがある、20代〜30代の公務員または会社員として働く男女300人。 男女比・年齢比は、20代男性75人、20代女性75人、30代男性75人、30代女性75人の均等割付けを行った。
まずQ1では、これまでにいくつの趣味や習い事をしたことがあるかを尋ねた。 その結果、「2〜3個」が48.7%となり、次いで「4〜5個」が23.3%、「1個のみ」が13.3%となった。
「第2回社会人の趣味と習い事に関する調査」では、趣味や習い事を始めたきっかけとして1番多く挙げられているのは、「元から興味があり、自主的に」という回答で53.3%のユーザーである。 1つの趣味や習い事に飽き足らず、様々なものを試してみるユーザーも多いと考えられる。
また、「健康やストレス発散のため」や「自分を磨くため」という回答も上位3位に上がっており、健康管理のため、自分を一歩磨くため、というように目的・理由別に複数の趣味や習い事を持つことも考えられる。 また、学生の頃にしていた趣味とは別のものを社会人になってから始めたという人も多いのではないだろうか。 忙しいながらも、様々なことにチャレンジする社会人の姿が垣間見れる。
Q2では、趣味や習い事をどのくらいの期間続けている/続けていたかを尋ねた。 その結果、最も短いものについては、「1ヶ月未満」が35%で最も多く、最も長いものについては「10年以上」が30.0%という結果になった。
約3割の人が10年以上1つの趣味や習い事を続けているというのは、非常に興味深い。 「5年以上10年未満」の27%と合わせると57%となり、今回調査を行った20代〜30代の社会人で趣味や習い事をしたことのある人たちの約半数は5年以上1つの趣味や習い事を続けていることになる。
一方、最も短かったものについては「1ヶ月未満」で35%となり、「1ヶ月以上3ヶ月未満」の20%と合わせると約半数のユーザーを占める。長く続ける趣味や習い事がある一方で、数ヶ月でやめてしまうものもあるというのが実情のようである。
興味のあった趣味や習い事を新しく始める一方で、長く続ける趣味もある社会人象が浮かばれる。
最後にQ3では、現在の趣味や習い事についてどのように考えているかを尋ねた。
その結果、「現在の趣味や習い事を継続して深めたい」という人が39.0%と最も多くなり、僅差で「現在の趣味や習い事に加えて、他にも趣味や習い事をしたい」という人が38.0%という結果になった。
多くのユーザーにとって、現在している趣味や習い事に満足を感じており、そのうち約半数が他の趣味や習い事にもチャレンジしてみたいと思っているようである。
「第1回社会人の趣味と習い事に関する調査」でこれまでに行ったことのある趣味や習い事で3位になった音楽については、ヤマハが初心者向けの様々な楽器レッスンを展開している。 「ヤマハ大人の音楽教室」では、楽器や地域別のレッスンコースを検索でき、大人になってからフルートやチェロ、バイオリンなどの楽器を始めた人たちの生き生きとした様子が紹介されている。
これまで主にスポーツを趣味としていた人が、新しく楽器を始めてみたいという人もいるだろう。また、反対にあまりスポーツをしたことはないが、健康管理のために身体を動かすスポーツをしてみたいという人もいるかもしれない。
一方で、現在行っている趣味や習い事を深めたいというユーザーもおり、習い事であれば長く続けている趣味をさらに一歩進めて上のレベルに、というニーズもあると思われる。
時間の工面をしながらも、語学、スポーツ、音楽、ジムなどさらに充実させる機会をユーザーは求めているといえるだろう。
本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
サンプル数 :300
調査期間 :2007年06月15日(金)〜2007年06月20日(水)
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :ターゲットリサーチ
対象者 :20歳から39歳の男女
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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