米連邦航空局(FAA)は、United Airlinesが米国時間6月20日朝、コンピュータシステムの障害により、一時的に全便を地上待機させざるを得なくなったことを認めた。
障害が発生したのは、太平洋夏時間6月20日午前6時から午前8時の間。
FAAの関係者は「(問題は)Unitedのシステムにあって、我われのシステムではない。離陸をするか否かはUnitedが判断した。現在は運行を行っている」と述べた。
UnitedのスポークスマンRobin Urbanski Janikowski氏によると、国内線24便が欠航し、国内線と国際線合わせて268便に平均1時間30分の遅れが出たという。
同氏は電子メールによる声明で「トラブルの原因は不明で、調査を予定している。コンピュータのトラブルにより、Unitedが出発便の処理に使用しているシステムに影響が出た」と述べた。
トラブルが復旧するまで、フライトの遅れが続く可能性がある。Unitedは同社ウェブサイトに注意書きを掲載し、空港に向かう前にフライトの状況を確認するよう勧めている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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