エイチ・アイ・エス(HIS)は6月13日、米Linden Labの3次元仮想世界サービス「Second Life」内にて仮想店舗「H.I.S.旅SL(タビスル)」を公開した。
Second Lifeに進出した目的について、HISは「バーチャル世界でのブランド確立、将来顧客へのアプローチ基盤の確立を目指す」としている。開設した店舗は、新規旅行先を開拓するといったマーケティング、リクルーティング、新規プロモーション手法の開発など、「さまざまなチャレンジを行う実験の場として活用する」(同社)という。
具体的には、当面は、Second Life内の名所を紹介するとともに、紹介先にトランスポートできる「バーチャルトラベルステーション」を設置するほか、店舗周辺に世界各地のテーマ館を期間ごとに展開していく予定だ。特別商品の告知や、オンライン予約サイトへの誘導も実施する。
今後は、ウェブと連動するマーケティング展開はサイバーエージェントと協力し、「旅ブロ」と連携する。また、Second Life内の制作およびマーケティングに関しては、サイバーエージェントの子会社であるアドプレインとともにイベントや新企画展開のサポートなどを行う。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス