ドラゴンフィールドは6月8日、視線を計測してウェブサイトのユーザビリティを分析するサービス「アイトラッキングレポートLite」の提供を開始した。税込み価格は15万円とする。
同サービスは、被験者の視線の動きを調べる「アイトラッキング」手法を用い、ウェブサイトのユーザビリティ改善に向けた分析を行う。
アイトラッキング用システムはそれ自体が高価であるため、導入のハードルが高いという。そこで、ドラゴンフィールドは「被験者を固定化するとともに、規定の分析メニューに沿った分析を行うことで、15万円という低価格を実現した」としている。
分析結果は、ウェブサイト画像に視線の流れを示す「Gaze Plot」(ゲイズプロット)および視線の滞在時間を可視化した「Hot Spot」(ホットスポット)を重ね合わせたデータと、行動履歴に沿った視線の流れを動画にしたデータで提出する。
なお、ドラゴンフィールドのグループ会社であるイー・エージェンシーは、複数人の被験者を使ったより高精度な分析サービスを提供している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」