Flashアプリケーション開発のメディアグルーヴは6月4日、大手ベンチャーキャピタルのジャフコを引き受け先として第三者割当増資を実施した。増資後の資本金は1億3192万円となる。調達した資金は、主に携帯電話向けサービスを中心としたシステムの開発体制の強化と増員に充当する。
同社はPCやケータイ、ゲーム機器に対応するFlash合成技術を開発。利用者が掲載した写真や動画に動くアイテムやペン文字を飾りつけたり、吹き出しにコメントを入れることができるサービスを、ブログの運営会社9社にASPとして提供している。
静止画向けのサービスが「マジカルメーカー」、動画向けのサービスが「マジカルムービー」となる。いずれもFlash合成エンジンとして提供しているため、利用者はアプリなどをダウンロードする必要がなく、ブラウザのみで手軽に使うことができる。5月14日には携帯電話向けサービスも開始した。
同社では今後、PC利用者だけでなくや携帯電話のみの利用者、ゲーム機器の利用者まで幅広く対応していくという。また、中国や韓国、台湾など海外展開も視野に入れているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス