ACCESSとその子会社であるアクセス・パブリッシングは5月30日、雑誌や携帯電話サイト、PCサイトの3媒体で展開する新メディア「Colo(コロ)」をアクセス・パブリッシングより提供すると発表した。6月1日より提供が開始される。
Coloは、2002年9月に創刊された文芸誌「生本−NAMABON−」をリニューアルした月刊誌「Colo」、au携帯電話向けインターネット接続サービス「EZweb」の公式サイトである「Coloγ(コロ・ガンマ)」(http://colo-beta.com/)、PCサイト「Coloβ(コロ・ベータ)」の3媒体で構成し、各媒体の特性に合わせたコンテンツを提供する。これにより「雑誌・携帯端末・PCが三位一体となり、新しい媒体価値を創造する」(ACCESS)という。
月刊誌Coloは、文芸誌時代の大半の執筆者を継承しながら、音楽や芸能、文化の各ジャンルより新たな執筆者を加え、企画ページを新設し、毎月タイムリーな人物による書下ろしを掲載する予定。
一方、携帯電話サイトのColoγでは、月刊誌Coloのコンテンツを電子文庫として公開する。PCサイトのColoβでは、月刊誌Coloとの連携を図りながら独自の企画を展開し、新連載やアーティストのブログなど、多数のコンテンツを揃えていくとしている。
また、総合メディアColoの企画として、作家投稿サイト「投稿天国」を提供し、「小説・エッセイ」「Colo外伝」「写真・イラスト」の3分野でコンテンツを募集する。ColoγおよびColoβより投稿が可能で、投稿されたコンテンツはColoβで公開する。さらに、人気のある作品は月刊誌Coloへの掲載を行う予定だ。
アクセス・パブリッシングは、コンテンツサービスの提供を目的として2001年に設立された出版社。月刊誌「東京カレンダー」をはじめとする出版事業と、出版物をベースにした電子コンテンツ事業を展開している。
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