ソニーから新たに発売された「Bluetoothプレゼンテーションコントローラー(VGP-BRMP10)」は、平たく言ってしまえばワイヤレスでマウス操作ができるタッチパッドだ。Bluetoothに対応している。というわけで、もちろん、プレゼンテーションしか使えない、なんてことはないのである。
操作もわかりやすく、コントローラーの上半分の平らな部分がタッチパッドになっており、ノートPCのタッチパッドと同様、指でなぞることでマウスカーソルを動かすことができる。パッドの右フチの突起の部分を上下になぞれば、スクロールのホイールと同じ動作。その下の2つのボタンはマウスとボタンと同様で、左クリック、右クリックができる。
タッチパッドの上のボタンは戻る、進むで、Microsoft PowerPoint以外の利用でも利用できる。タッチパッドの下のほうにあるボタンはSlide Showのボタンとなっている。
実際、このVGP-BRMP10はプレゼンに使わなくてもただのワイヤレスポインティングデバイスとして活用しても便利かもしれない。最近流行の大型液晶に接続するPCを使う場合、リモコンでは操作の範囲が限られてしまうが、これならマウスとまったく同じ操作ができるからだ。しかも、マウスなら平らな面が必要だが、これなら寝転がっても利用できる。到達距離も10mと長いのである。
さらに、うれしいのは他社PCでも利用可能なこと。もちろん、Bluetoothのプロファイルが対応している必要があるが、Bluetoothで認識してしまえば、そのままポインティングデバイスとして動作する。
“プレゼンテーションコントローラー”などという名前がついているのがもったいないほど活用範囲の広いワイヤレスタッチパッドではないだろうか。
ソニーから5月26日に登場したVAIO向け新周辺機器。プレゼンテーションコントローラとして仕事でも、プライベートでリビングからPCを操作する──など、ワイヤレスポインティングデバイスとしても活用できそうだ。
約 幅40×高さ10.9(最厚部20.2)×奥行104mm/約52g(乾電池含む)
【無線通信方式】Bluetooth Ver2.0+EDR準拠
【周波数帯域】2.4GHz(Bluetooth技術)
【ボタン類】スライドショーボタン、右ボタン、左ボタン、スライド送りボタン、スライド戻しボタン
【デバイスドライバー】なし(VAIO本体にインストールされたBluetoothソフトウェアを使用)
【電源電圧/寿命】DC 3V(単4形乾電池2本使用)/約14時間(アルカリ電池使用時:連続使用時)
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