paperboy&co.は5月15日、NTTスマートコネクトと共同で、paperboy&co.が運営するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「キヌガサ」上でのリアルタイムコミュニケーションに関する検証を開始した。
キヌガサは、PCだけでなく携帯電話からの閲覧・更新にも対応するSNSで、現在約5万5000人以上のユーザーを保有する。一方、NTTスマートコネクトでは、リアルタイムコミュニケーションツール「リアルタイム・コラボ」を提供。CD並みの高音質で最大8名での会話が楽しめる音声チャット機能と文字チャット機能のほか、デジカメ画像共有機能なども備えている。
現在のSNSでは、参加者によって書き込まれた日記や掲示板の情報を、他の参加者が時間を置いて閲覧する、非同期型コミュニケーションが主流となっている。今回の共同検証では、同期型コミュニケーションが可能なリアルタイム・コラボをキヌガサ上に一定の期間設置。ユーザーの利用実態を調査することで、SNSにおけるリアルタイムコミュニケーションの実現性を検証する。
検証期間は5月15日から8月31日まで。リアルタイム・コラボに登録しているユーザー同士であれば、デジカメ画像共有機能利用のほか、ボタンを押すだけで音声チャット、文字チャットでの会話が可能となる。
なお、paperboy&co.では、SNSの利便性が飛躍的に向上する新たなツールとしても期待しており、オリジナルSNS構築サービス「Grouptube(グループチューブ)」への導入も視野に入れている。
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