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フリーペーパーに関する調査(下)--フリーペーパーからのアクションは“電話”が中心!?

Webマーケティングガイド2007年04月25日 13時00分
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 Webマーケティングガイドでは、フリーペーパーに関して調査を企画し、インターネット調査会社である株式会社マクロミルが保有するリサーチパネルに対して調査を行った。

 これまでにWebマーケティングガイドでは、「フリーペーパーに関する調査(上)-有益な情報を“買う”時代から“もらう”時代に-」と「フリーペーパーに関する調査(中)-フリーペーパーが有料の雑誌にもたらす影響とは?-」の2つの調査を行ってきた。フリーペーパーに関する調査のまとめとなる今回の調査では、ユーザーが実際にフリーペーパーから何らかのアクションを起こしているかどうかについて迫った。

 今回の調査対象は、18歳〜59歳までの男女でパソコンインターネットユーザー206人。 男女50%ずつの均等割り付けを行った。

 まずQ1では、どのようなジャンルのフリーペーパーを手にとって読んだことがあるかを尋ねたところ、「タウン情報」という回答が最も多く83%、次いで「クーポン」が73.3%、そして「求人」の59.1%が続く結果となった。

 最も回答が多かった「タウン情報」については、各戸に無料で配布されるケースもあり、入手しやすいことが今回のような高い回答結果につながっているのではないだろうか。

 また、Hotpepperなどに代表される「クーポン」であるが、これについては駅周辺を拠点として配布していることも多く、たくさんの方が宴会場所や食事処を決める際に利用し、時間的にも金銭的にも大きな恩恵に預かったことがあるのではないだろうか。

 そして、回答が3番目に多かった「求人」は、「タウン情報」や「クーポン」と異なりターゲットが“仕事を探している方”と定まっている専門的な分野であることを考えれば、この59.1%という数字は非常に高いものであると考えられる。 「新聞・ニュース」や「音楽・映画」など、他の専門誌の中でも圧倒的な支持率となっており、無料求人誌の需要の大きさが伺える回答結果となっている。

 ただし、この調査結果は配布地域や発行部数によっても大きく異なると予想されるため、地域ごとの傾向を見るためには別途詳細な調査をする必要があると考えられる。

 次にQ2では、フリーペーパーからのアクション経験について、どのようなジャンルで行ったことが多いかを尋ねた。 その結果、【フリーペーパーのオフィシャルサイトにアクセスしたことがある】で回答が最も多かったのは「スポーツ」の42.9%であり、次いで「車・バイク」の29.4%が続く結果となった。

フリーペーパーからのアクション経験はどのようなジャンルが多いか

 【フリーペーパーに載っている企業やお店のサイトにアクセスしたことがある】と【フリーペーパーに載っている店舗を予約したことがある】では、どちらについても「クーポン」が最も多い回答結果となっており、クーポンの持つユーザーへの行動喚起力が非常に高いことが伺える。

 また、【フリーペーパーに載っている商品を購入したことがある】では「通販」が28.9%、「スポーツ」が28.6%と多くなっており、どちらも30%を下回る結果ではあるが、フリーペーパーは購入喚起にも効果的なメディアであることが実証されている。

 ジャンルよってアクション方法に違いは生じるが、現状では「クーポン」は最もユーザーの心を刺激する、アクションに繋がりやすいアイテムの1つであることがわかった。

 Q3では、フリーペーパーから予約や資料請求、商品購入などのアクションを起こしたことがあると答えたユーザー176人に対し、どのような方法で実際にアクションを行ったかを尋ねた。 その結果、31.3%のユーザーが「携帯電話から電話して」と回答しており、最も多い結果となった。 次いで「PCサイトからアクセスして」が21.6%、「固定電話から電話して」が17.6%となっており、フリーペーパーからアクションは“電話”がキーアイテムであることがわかった。

どのような方法で実際にアクションを行ったか

 インターネット広告業界では、検索エンジン広告を中心に成果報酬型の広告モデルが一般化しているが、最近では広告に表示された電話番号にユーザーが電話をかけた件数に応じて、広告費用を請求するPay Per Call(以下:PPC)というモデルが注目を集めている。

 PPCを導入することにより、電話からの成果計測が容易にできるため、企業の担当者は広告の成果測定・運用・管理など非常に便利になり、より無駄のないプロモーション活動が可能になってくるのではないでしょうか。

 テレビや新聞などに次ぐ第5のマスメディアとして注目を集めているフリーペーパーであるが、今回の調査では、フリーペーパーは携帯電話を中心とした電話の親和性が非常に高いことがわかった。 〔参照:「フリーペーパー」(ウィキペディア)

 また、上記したように電話というユーザーの行動への成果測定システムも普及し始めていることから、今後はフリーペーパーを使ったキャンペーンやプロモーションなど、面白い試みが徐々に浸透していくのではないだろうか。

 今回の調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業界やそれぞれのシチュエーションに合ったリサーチにご興味をお持ちの方は、 お気軽にお問合わせください。

サンプル数  :206
調査期間   :2007年04月04日(水)〜2007年04月05日(木)
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社マクロミル
対象者     :18歳以上の男女

 本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。 アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。 調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。

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