Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、10代女性のモバイル利用状況について調査を行った。
今回の調査対象は、13歳〜19歳の女性モバイルユーザー330人。 キャリア比はDoCoMo:42.7%、au:43.9%、SoftBank:13.3%となっている。
Q1では、10代女性のモバイル利用を通話・メール・インターネット・携帯アプリケーションのそれぞれについて調べた。
まず、通話をする時間帯について尋ねたところ、最も回答が多いのは「就寝前」で19.8%、次いで「帰宅途中」の16.5%、そして少し差は開くものの3番手には「お昼休みなどの休憩中」の10.7%と続く結果となった。
また、注目すべきは「どれにも該当しない」と回答したユーザーが30.2%もいるということである。この回答の中には当然のように、下記項目以外の時間帯に通話をするというユーザーが含まれていると考えられる。 しかし、それ以前に「通話」をほとんどしないユーザーが多くいるのではないだろうか。
メールをする時間帯については、最も回答が集まったのが「早朝」で42.4%と半数近くにも及ぶ結果となった。 2番目以降は、「通学・通勤途中」の16.5%、「就寝前」が14.3%と続くが、いずれも「早朝」の42.4%には大きく差を付けられている。
モバイルのインターネット機能の利用はメールの利用と同じく、やはり「早朝」が最も多く22.3%となっており、次いで「就寝前」の20.1%、そして3番目には「昼休みなどの休憩中」が13.1%でランクインしている。 また、通話と同様に「どれにも該当しない」と回答したユーザーが多く21.6%となっており、パケット代の影響からか、モバイルインターネットの10代への浸透にはまだまだ成長の余地があると考えられる。
そして最後には携帯アプリケーションの利用場所を尋ねた。その結果、「どれにも該当しない」という回答が圧倒的に多く41.2%となった。「昼休みなどの休憩中」(13.4%)や「通学・通勤途中」が12.2%と検討するものの、モバイルインターネットと同じく携帯アプリケーションの利用はまだまだ一部のユーザーに限られたものなのかもしれない。
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