イオンは4月3日、グループ店舗で利用できる独自の電子マネー「WAON(ワオン)」を4月下旬より発行することを発表した。まずは首都圏ならびに新潟県の一部のジャスコ、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、カルフールなど、約100店舗で利用を開始する。
WAON対応カードは、プリペイド型の「WAONカード」、イオンカード保有者向けの「WAONカードプラス」、WAONとクレジットの両方が使える「イオンカード(WAON一体型)」の3種類。WAONカードプラスとイオンカード(WAON一体型)では、紛失・盗難や破損の際に残高移行が行えるほか、クレジット決済やイオンお客さま感謝デー割引が利用できる。
買物限度額、チャージ限度額はそれぞれ2万円。買物ポイントは用意される予定だが、詳細については検討中とのこと。
サービス提供エリアは、2008年度中に全国のイオンのショッピングセンターなど約2万3000店舗に拡大する予定。さらに、グループを越えた連携も視野に入れるという。WAON対応カードの目標発行枚数は、3種類合計で初年度800万枚としている。
イオンは2007年2月より、JR東日本とNTTドコモが共同開発したリーダ/ライタおよび共通利用センターの導入を進めている。WAONのサービスが開始されると、Suica、PASMO、ケータクレジイットiDとあわせて、計4種類の決済サービスが利用可能となる。
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