Webマーケティングガイドでは、ネット調査会社のマクロミルの協力のもと「第1回オンラインショッピング利用調査」を行った。
一般ユーザーが化粧品を購入する際にどのような経路で購入しているのか、またそれはどのような理由なのか、自主リサーチ調査を行った。
今回の調査対象は20歳〜59歳のパソコンインターネットユーザー200人。男女比は女性100%、年齢比は20代25%、30代25%、40代25%、50代25%と均等割り付けを行った。
Q1で化粧品の購入経路について調査したところ、現在利用している購入経路として最も多かったのは『ドラッグストア』で77%、次いで『インターネット通販』の51%となった。過去も含めた購入経験で最も多かったのはデパートで約75%となっているが、そのうちの半数以上が、現在は利用していないと答えた。逆に、ドラッグストアとインターネット通販においては、過去に利用していたが、現在は利用してないと回答したユーザーは少なく、現在も利用してる人が多いといえる。
ここで注目すべきは、「購入経験で最も多かったのはデパートで約75%となっているが、そのうちの半数以上が、現在は利用していない」ということである。一度購入したものは、その使用感をユーザーは把握している為、お手軽もしくは身近で購入できる、「ドラッグストア」や「インターネット」での購入を続けるユーザーが多いということが分かる。
インターネット通販を利用しているユーザに対し、利用する理由として、最も多かった回答は『買いに行く手間がラク』となり、次いで『安い(お買い得商品が多い)』となった。インターネットならではの「お手軽感」が、ユーザーから支持されていることがわかる。
また、インターネット通販を今までに一度も利用したことがない、又は過去に利用していたが現在は利用してないと答えたユーザー100人に対し、その理由として最も多かった回答は、『実際に目で見て触れてみたいから』が多く、67%、次いで『不安だから』が47%となった。
インターネット白書2006より、オンラインショッピングの非利用者の非利用理由でも最も多かった回答として「商品を手にとって確認したい」とあるが、化粧品ならではの、トライアル商品や無料サンプルをユーザーが気軽に試せるような施策が重要であると考えられる。また、インターネット通販の不安要素となっている、決済方法や商品内容、販売元を明確にし、もっとインターネット通販をメジャーにさせることで解消できることも多いのではないかと考えられる。
サンプル数 :200
調査期間 :2006年11月15日(水)〜2006年11月16日(木)
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :株式会社マクロミル
対象者 :20歳から59歳女性
本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
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