オプトは3月15日、ハンドバッグやジュエリーの企画販売を手がけるサマンサタバサジャパンリミテッドが実施するスタイライフ株式の公開買い付け(TOB)に応募し、所有株式3700株のうち3100株を譲渡すると発表した。
スタイライフは、雑誌「Look!s」の制作・発行、通信販売、インターネットモールの企画運営およびeコマース(EC)に関する各種事業を手がける会社。オプトは、ネット広告を中心に顧客企業のネット上のマーケティング活動を支援する事業を行っており、新規事業の開発およびECにおけるノウハウの吸収を目的として、2005年3月にスタイライフを持分法適用関連会社とし、協力関係を築いてきた。
オプトは2006年11月、サマンサタバサよりスタイライフへのサマンサタバサ商品の供給やEC事業およびメディア事業での協力などの業務提携を目的とした株式取得の要請を受け、一部株式を譲渡していたが、今回、両社のさらなる協力関係強化を目的として、友好的にTOBを実施したい旨の提案を受け、両社の関係強化によるスタイライフの企業価値向上、両社との取引関係の一層強化につながると判断し、応募を決定したとしている。
買い付け期間は3月16日から4月16日までで、決済日は4月23日。なお、今回のTOBにより、スタイライフはサマンサタバサの連結子会社となる見込み。
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