スマートティプス、メールをファイルサーバ代わりにするシステム発表

 スマートティプスは3月6日、ファイルオンデマンドをメールシステムで実現する新製品「Smart File Server Lite Edition(SFS-LE)」の発売を発表した。業界初のサービスという。

 SFS-LEは、メールにファイルを添付し、SFS-LEサーバあてに送信することで、ファイル共有を実現するサービス。ユーザーは、普段使い慣れているメールを送受信する感覚で使用できる。ファイル登録ルールも不要とした。

 共有ファイルが欲しいユーザーは、サーバに問い合わせメールを送信する。サーバから返信されたメールの本文リンクをクリックするだけで、簡単にファイルを取得できる仕組み。

 また、客先など、外部へ送信したファイルは、SFS-LEサーバのアドレスを「CC」もしくは「BCC」に含めることで共有ファイルとして登録できる。

 価格は10ライセンスで9万8000円。6月末までの新製品キャンペーン期間中は4万9800円となる。試用期間は60日間。販売方法はダウンロード販売で行い、SFS-LEサイトからダウンロードできる。

 現在の主流とされるファイル共有システムには、面倒だからとユーザーが勝手なルールでフォルダを作ってしまい、その結果ファイルが散在して保存先が分からなくなってしまったり、時間が経過すると誰も共有ファイルの新規登録や更新をしなくなり、結局はユーザー同士でその都度必要なファイルをややり取りしているなどの問題点があった。スマートディプスでは、SFS-LEによってこの問題を改善したとしている。

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