ユミルリンクは、データセンター(iDC)設置・移行支援からサーバネットワークなどの運用管理を一括して代行するMSPサービス「Conetty(コネッティ)」の提供を3月1日から開始する。
Conettyは、障害要因を未然に検知し最適化することで、システムの性能向上と安定稼働を実現したサービス。24時間365日の有人監視により、複合的な要因による障害が発生した場合でも、原因の切り分けから復旧までをリアルタイムで行う。手順書に応じた作業項目以外にも状況に応じて柔軟に対応し、再発防止のためのアドバイスも可能という。
また、実績のあるオープンソースをベースにした独自の監視ツールを用いて、サービス品質やビジネスの成果に直結する特定のバッチ処理やプロセスなどの監視を、柔軟にカスタマイズすることが可能。たとえばECサイトでの商品閲覧や購入、広告の配信、クリックの記録が正常に行われているかなど、サービス形態に合わせた高度な監視を実施する。
Conettyは、ユミルリンクが広告配信システムやアフィリエイトシステムなど、マーケティングに関するシステム開発・運用の経験で培ったサーバネットワークに関する技術力をもとに、MSPサービスをメニュー化したもの。
ウェブシステムに特化することで低価格化を実現し、ネットビジネスを展開する企業にとっての生命線となるシステムの可用性・信頼性向上を幅広く支援する。We b2.0時代において、複雑化で大規模化が進むシステムにも十分に対応する体制を備えているという。
ユミルリンクでは、今後、サービスの高付加価値化を目指し、関連メニューの拡充を予定している。また、Conetty関連での初年度の売り上げを約3億円としている。
サービス価格の参考として、月間100万ページビュー程度までに利用できる「標準WEBサービスプラン」月額7万5000円(税別)をあげている。
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