時刻表出版の交通新聞社は2月19日、携帯電話向けに、Flashによる路線図表示やJavaによる経路検索を行える乗換案内サイト「ぴたのり」を開設した。地理情報システム(GIS)開発を手がけるジクー・データシステムズの協力を得て、NTTドコモの「iモード」公式サイトとして運営する。月額157円で、一部機能は無料提供する。
ぴたのりでは交通新聞社の保有する情報をもとに、鉄道の乗換検索結果に加え、駅で売っている弁当や駅周辺の地図、宿泊施設などの情報を案内する。高速バスや路線バス、フェリーへの乗換情報、乗り場案内も提供する。
またFlashを使って主要地域の路線図を表示するほか、専用iアプリを使って地図の表示や、駅から目的地へのGPS経路検索を行えるようにする。サービス基盤にはジクー・データシステムズの位置/空間情報ソフトウェア「Quadrix Platform」を採用。高機能性に加え、将来的にドコモ以外のキャリアへの展開が容易な点を評価したという。
ジクー・データシステムズはサイトの構築、管理も請け負う。交通新聞社では今後、時刻表や旅行雑誌の出版社としての強みを生かし、各種イベント情報や読み物といったコンテンツを追加する予定。
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