リクルートは2月16日、飲食店情報サイトのAPIを公開する「ホットペッパーWEBサービス」で、提供データの拡充と機能追加を実施した。新たに、約57万件の飲食店データを外部サイトから利用できる「店名サーチAPI」を提供する。
ホットペッパーWEBサービスは2006年12月、飲食店情報サイト「ホットペッパー.jp」とそのモバイル版 「ホットペッパーポケッツ」(http://hppockets.jp/)のAPI公開を目的として開設した。
これまで、ホットペッパー.jp編集部が独自取材した写真などの店舗情報約2万件を提供する「グルメサーチAPI」を提供してきたが、今回はそれに加え店舗の基本情報55万件を含む新APIを公開する。新APIはブログツールとしての利用を想定しており、記事上で飲食店を紹介する際、ホットペッパー.jpの持つ地図やクーポン情報と関連付けを行える。
またグルメサーチAPIの機能を改良し、店舗の緯度経度や周辺距離など、外部サイトから要求できる情報の種類を拡充した。バリアフリー状況、携帯電話の電波状況、クレジットカード対応、平均予算などの情報と併せて提供する。
このほか近日中に、リクルートのアフィリエイト広告サービス「リクルートアフィリエイト」との連携機能を追加するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス