GMOペイメント、決済ASP型サービスで税金のクレジットカード納付を実現

 GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)はこのほど、神奈川県藤沢市が2007年5月に開始する「軽自動車税のクレジットカード納付」にかかるデータ処理サービスとして、同社の「公金クレジットカード決済サービス」が採用されたと発表した。

 公金クレジットカード決済サービスは、クレジットカードの有効性確認や売上請求、カード情報更新業務を行う洗替サービスなどを一元化した自治体向け決済ASP型サービス。短期導入を可能とし、3-Dセキュア認証に対応したオンライン申込機能も提供する。住民などのエンドユーザーは、「土日や深夜などでも自宅にいながら納付できる」「手持ちのクレジットカードを使用できる」「料金を支払いながらカード会社のポイントを貯めることができる」などのメリットを享受できる。

 藤沢市では2006年5月に、休日を含めた24時間いつでも、ウェブ上で軽自動車税をクレジット決済で納付できる実証研究を実施。その利用者に対してアンケートを行ったところ、クレジット納付利用者の94%が満足し、そのほぼ全員が今後も利用を希望していると回答した。

 また、今回はクレジットカードを利用しなかった利用者の40%からも、次回から利用したいとの回答を得ている。また、実証研究中の利用状況は、銀行の窓口が開いていない休日や、夜10〜11時台が多く、利用者の利便性向上に大きく寄与する結果となった。

 このような結果をふまえ、藤沢市は全国で初めて、軽自動車税のクレジットカード決済による納付を5月から定例運用すると決定した。

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