EC向けに決済サービスを提供するイーコンテクストは2月7日、小額決済事業への参入を発表した。ビットワレットと提携し、4月中旬からビットワレットの推進するプリペイド型電子マネー「Edy」による決済を開始する。
Edyは、ビットワレットが発行するプリペイド型の電子マネー。チャージ(入金)を繰り返すことで、何度でも利用できるのが特徴だ。一方、イーコンテクストは、電子商取引における、契約から、決済、物流までを消費者と販売者の間で取り次ぎを行う事業者。
今回、コンビニ、クレジットカード、銀行の各決済方法が可能な「econtextゲートウェイ」に、Edyによる決済方法を新たに追加した。Felicaポート搭載のPCまたは専用リーダ・ライタ「パソリ」によるEdy決済、およびFelica機能搭載の携帯電話による「Mobile Edy」に対応する。
Edyの対応により、1コンテンツ数百円程度の音楽やオンラインゲームのダウンロード購入の際にも、簡単に商品の代金決済が可能になる。同社では、他の小額決済手段として、今後も導入を検討していく。
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