クリエイター向け出版社のワークスコーポレーションは1月29日、サイト制作/運用に関する知識を認定する「Web検定」を開始すると発表した。日本能率連盟登録資格として、「Webアソシエイト」など5種類の資格を新設し、2007年秋より全国200カ所の会場で検定試験を実施する。専用サイトを通じて情報提供を行っていく。
最近は一般企業の営業、人事といった部署でもサイトの制作/運用に携わる事例が増え、社内IT部門との調整や、外注先の制作会社との連絡を行う頻度が増している。Web検定では、サイト制作/運用に関する知識を標準化することで、職種による理解度の差を埋め、コミュニケーションの効率化を図る。
標準的知識を検定するWebアソシエイトに加え、上位資格として「Webデザイナー」「Webディレクター」「Webプロデューサー」「Webプログラマー」を設定。インターネットビジネス、プロジェクトマネジメント、サイトの企画、設計や、デザイン、実装、SEMなど集客施策に関する知識を検定する。
ワークスコーポレーションでは、これらの資格に関する標準ガイドブックを出版。企業の社員教育や大学、専門学校などへの導入を目指し、教材として提供する。また2月より順次一般販売を開始する。開始後3年間で、1万人の受講を見込む。
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