任天堂は1月25日、2007年3月期の第3四半期(2006年4月1日から12月31日まで)連結決算を発表した。「ニンテンドーDS」や「Wii」といったハード、対応するソフトともに好調に売り上げを伸ばし、売上高は7125億円(前年同期比72.8%増)となった。
ニンテンドーDSは国内・海外ともに順調に売り上げを伸ばし、全世界で1888万台を販売。対応ソフトも、「Newスーパーマリオブラザーズ」が全世界で864万本の販売となったほか、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」や「ニンテンドッグス」などの「Touch! Generations」シリーズが好調に推移するなど、ミリオンセラーのソフトが続出し、売り上げが大きく増加した。
2006年末に発売したWiiは順調な滑り出しをみせ、「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」をはじめとする対応ソフトも好調な売り上げとなった。
これらの結果、営業利益は、広告費をはじめとする販売費および一般管理費は増加したものの、売上高の増加が大きく寄与して、1676億円(同102.5%増)となった。経常利益は為替差益が260億円発生(2006年3月期第3四半期は452億円)したことなどから2207億円(同50.5%増)となり、第3四半期純利益は1319億円(同43.1%増)となった。
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