日本のアニメーションやゲームなどのコンテンツ産業は世界的に高い評価を受けており、政府の重点領域の1つにも指定されている。ただし、コンテンツの制作は中小企業が担っていることが多く、人材不足が懸念されている。こういった問題を解消しようと、経済産業省がクリエイターと企業のマッチングに乗り出した。
経済産業省 関東経済産業局と財団法人デジタルコンテンツ協会は2月28日、コンテンツ産業に特化した就職イベント「CREATIVE JOB EXPO『クリ博』」を開催する。クリエイターになりたい学生や社会人と、人材不足に悩む中小のコンテンツ関連企業を結びつけるのが狙いだ。コンテンツ産業に特化した就職イベントは同省として初という。
現在出展企業を募集しており、関東近県にある中小規模のコンテンツ制作企業であれば応募可能だ。条件は資本金1000万円以下、従業員30名以下の企業で映像、画像制作関連業務をしており、2007年度もしくは2008年度に1名以上の人材募集予定があること。出展料は無料となっている。申込書は財団法人デジタルコンテンツ協会のサイトからダウンロード可能だ。
クリ博は2月28日の午前10時から午後5時まで、東京都港区にあるTEPIAプラザ(機械産業記念館)で開催される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス