現在、地球の総人口は推定約67億人だとされている。だとすると、今週時点で現代人のおよそ0.1%が「World of Warcraft」(WoW)をプレーしている計算になる。
Blizzard Entertainmentは米国時間1月11日、このMMORPG(Massively Multiplayer Online Role Playing Game)の登録者数が800万人を超えたと発表した。2004年リリースの同ゲームは登場から2年を経て新たな節目を迎えている。
実世界の人口と同じように、ゲーム中の世界Azerothでも中国人の人口が最も多く、350万人のプレーヤーがいる、とBlizzardは語っている。次いで多いのが北米の200万人、そして150万人の欧州となっており、ほかにも各国のプレーヤーがさまざまな領土に分散している。参加費用は地域で異なるが、米国からWoWに参加するには、19.99ドルまで値下がりしたゲームの購入代金以外に毎月14.95ドルがかかる。
Blizzardのプレジデント兼共同創業者Mike Morhaime氏は、「WoWコミュニティーがゲーム発売時から着実に拡大し続けていることは大きな喜びだ。プレーヤーのサポートがなければ今回の節目は迎えられなかった」と語っている。
ゲーム開始当初から存在する世界も既に人気が高いが、来週になると「World of Warcraft: The Burning Crusade」拡張パックがリリースされ、WoWの世界はさらに広がることになる。オリジナルのWoW同様、こちらもT(teen)指定のゲームなのでティーンエージャーからプレーできる。しかし、39.99ドルという価格は拡張パックのプレーに必要なオリジナル版より高い設定となる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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