Sun Microsystemsは米国時間1月9日、Opteronを4基搭載した新型のブレードサーバモジュールとブレード顧客が最新のハードウェアを利用できるサブスクリプションサービスを発表した。
「Sun Blade X8420 Server Module」は、Advanced Micro Devices(AMD)のデュアルコアプロセッサ「Opteron」の8000シリーズを4基搭載している。「Rev F」バージョンのOpteronを搭載した同モデルは、2007年に登場予定の4コアOpteron(開発コード名:Barcelona)シリーズにアップグレードすることが可能。現行モデルの「Sun Blade X8400」ではOpteron 800シリーズを採用し、動作周波数は2GHz、2.2GHz、2.6GHzだったが、Sun Blade X8420が搭載するOpteron 8000シリーズでは2.4GHz、2.6GHz、2.8GHzとなっている。
X8420は「Sun Blade 8000 Modular System」「Sun Blade 8000 P Modular System」の両シャーシに組み込むことができ、価格は1万3095ドルからとなっている。
Sunは今回、顧客に対し、リフレッシュサービスというもう一つの購入方法を用意した。このサービスは、42カ月の間に最新のハードウェアへ3回アップグレードできるというもの。3回アップグレードできなかった場合は、契約終了時にSunが顧客に返金するという。
Sunのパンフレットによると、サブスクリプション価格は設定により異なり、Sun Blade 8000の場合は月額2万3000ドル。たとえば、同製品をハイエンドの構成で組んだ場合は価格が20万ドル以上となる。
SunBlade 8000は高さ33.25インチ(約84.5cm)だが、Sunは2006年11月、Sun Blade 8000 Pとして小型の24.5インチ(約62.2cm)のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)向けモデルも発表している。両シャーシとも、プロセッサを4基搭載したブレードを最大10枚格納できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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