Opera Softwareは米国時間12月18日、アクセス中のサイトが本物か偽装サイトかをユーザーにリアルタイムに知らせる新たなセキュリティ機能を自社のブラウザに追加した。
同社が提供するブラウザ「Opera 8」のセキュリティ機能を拡張する狙いから、無償アップデートの「Opera 9.1」には、デジタル証明書プロバイダーのGeoTrustと、フィッシング詐欺の情報を提供しているPhishTankの技術が搭載される。
OperaがPhishTankと手を組み、そこから提供されるAPIを利用することで、ユーザーはフィッシングデータの投稿、検証、追跡、および共有が可能になる。PhishTankは、フィッシング対策に力を注ぐDNSサービスプロバイダーOpenDNSとコミュニティーのメンバーによって運営されている。
Operaは声明の中で、「PhishTankのオープンアクセスと、OperaでPhishTankデータを利用することで、情報共有を推進してフィッシング詐欺を一斉排除する機会を拡大していきたい」と述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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