オープンソース・ビジネス・アワード、サイオスとマインドが受賞

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 オープンソース・ビジネスの普及啓蒙を推進するNPO法人、OSCARアライアンスはこのほど、ビジネスにおけるオープンソース活用の推進で、その年に最も活躍した企業/団体/個人を表彰する「2006年オープンソース・ビジネス・アワード」の受賞者を発表した。

 2006年に受賞したのはサイオステクノロジー(旧テンアートニ)とマインドの2社。

 サイオステクノロジーが展開する事業の一つであるLinuxディストリビューションの販売・サポート事業は、2006年6月に発表された矢野経済研究所による「Linuxディストリビューションサポートの市場動向に関する調査」で、Linuxディストリビューションのサポート売上高で2005年度のシェア第1位を獲得している。

 主要な製品分野において、大手ハードウェアベンダーやSI企業による寡占となっている市場状況の中、NECやIBM、富士通など大手ベンダーを抑え、約25%のシェアを獲得しての首位獲得は、大きなオープンソース・ビジネスの成功事例であることから、今回の受賞となっている。

 一方のマインドは、1997年にERP事業に参入、2003年には自社開発のERPパッケージ(統合基幹業務パッケージ)「Mind Solution Series」の展開を開始し、現在、人事給与、財務会計、販売管理、交通費精算を提供している。

 同社は、ERPパッケージ事業を展開するなかで、製品からサービスへの転換をめざし、8月にMind Open Source Project(MosPを立ち上げ、9月に人事給与パッケージを公開している。将来的には他のERPパッケージもオープンソース公開する予定になっているという。

 日本国内でERPアプリケーションのパッケージベンダー自身による公開は、先進的な取り組みであることから、今回の受賞となっている。

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