NRA「2006セキュリティ十大ニュース」発表:1位はやはりWinny関連

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 特定非営利活動法人(NPO)のネットワークリスクマネジメント協会(NRA)はこのほど、「2006セキュリティ十大ニュース」を発表した。

 2006年の情報セキュリティ関連のニュースは、数こそ多かったものの、重大なニュースがあまりなく、結果として、情報漏洩事件・事故が多発したWinny関連のニュースが2006年のトップニュースに選定された。

 NRAでは毎年、十大ニュースの総括を行っており、2003年を「相次ぐセキュリティ事件の中に変化の兆しを見つけた年」、2004年を「情報セキュリティは警鐘から淘汰の時代へ」、2005年を「セキュリティの基盤整備が動き始めた年」としている。

 2006年は、従来のような誰もが認める重大なニュースは影を潜めたが、基盤整備が大きな効果を挙げたといえるような状況には至っておらず、良くも悪くも中途半端な1年であったとして、「基盤整備は効果をあげるか、その兆しまだ見えず」と総括している。

2006セキュリティ十大ニュース
1位3/15Winny経由の情報漏洩事件多発
求められる本質的な対応
2位11/21J-SOX 内部統制実施基準案発表される
財務報告の信頼性を担保する
3位8/2MSの狙われた第2火曜日
ゼロデイ攻撃に注意
4位11/24個人情報保護法に過剰反応
ギスギスした関係を改善していこう
5位11/30航空自衛隊員個人PCから機密情報流失
境目がなくなる個人と組織
6位11/7増え続けるスパムメール
ウイルス付メールは減少傾向にあるものの、犯罪目的のメールは増大
7位10/28ソフトバンクモバイル、MNPの受付で基本的なIT障害
情報インフラを担う事業者としての自覚が求められる
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ライフラインとしての信頼性の確保が急務
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