パソナ、フリーター支援でSNS機能付き情報サイトを開設

ニューズフロント2006年12月04日 14時37分

 人材サービスのパソナは12月1日、アルバイトを行う若者向けにキャリア形成支援、メンタルケア、福利厚生を提供する組織「フリーター協会」を発足させると発表した。同協会では、ソーシャルネットワークサービス(SNS)機能付きの情報サイト「F-navi」を運営し、フリーター同士の情報交換などを促す。

 パソナによると、景気回復により企業の新卒採用が大幅に増加し、若年層の雇用環境は改善に向かっているが、フリーターとして働く若者は依然として多く存在するという。

 新たに発足するフリーター協会は、15歳以上35歳未満のアルバイト就労者を対象にサービスを提供する。具体的には電話、電子メールによるキャリアカウンセリングを実施。また各種セミナー、福利厚生施設を低料金で提供するほか、パソナグループの職業訓練/人材派遣サービスを紹介する。

 同協会が運営するF-naviのSNS機能では、ブログ、コミュニティに加え、ユーザー同士が質問/回答形式で情報交換するQ&Aや、Google Maps APIを使った地図連動型コンテンツなどを用意する。

 キャリアカウンセリングなど一部サービスは有料会員に限定して提供する。会費は月額500円。パソナでは2007年5月末までに3000人の会員獲得を目指す。

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