人材サービスのパソナは12月1日、アルバイトを行う若者向けにキャリア形成支援、メンタルケア、福利厚生を提供する組織「フリーター協会」を発足させると発表した。同協会では、ソーシャルネットワークサービス(SNS)機能付きの情報サイト「F-navi」を運営し、フリーター同士の情報交換などを促す。
パソナによると、景気回復により企業の新卒採用が大幅に増加し、若年層の雇用環境は改善に向かっているが、フリーターとして働く若者は依然として多く存在するという。
新たに発足するフリーター協会は、15歳以上35歳未満のアルバイト就労者を対象にサービスを提供する。具体的には電話、電子メールによるキャリアカウンセリングを実施。また各種セミナー、福利厚生施設を低料金で提供するほか、パソナグループの職業訓練/人材派遣サービスを紹介する。
同協会が運営するF-naviのSNS機能では、ブログ、コミュニティに加え、ユーザー同士が質問/回答形式で情報交換するQ&Aや、Google Maps APIを使った地図連動型コンテンツなどを用意する。
キャリアカウンセリングなど一部サービスは有料会員に限定して提供する。会費は月額500円。パソナでは2007年5月末までに3000人の会員獲得を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力