NTTドコモは11月27日角川グループホールディングスをはじめとするをはじめとする角川グループ各社と、携帯電話向け映像コンテンツの開拓と活性化を目的とした包括的な業務提携について合意したと発表した。
今回の提携は、HSDPAなど高速通信ネットワークの普及により、今後拡大の見込まれる携帯電話向け映像コンテンツ市場の開拓、活性化を目指すもの。ドコモがiモードサービスで培ってきた事業ノウハウや顧客基盤と、活字から映像まで一括してコンテンツを展開する角川グループが提携することで、質の高い映像コンテンツを配信したい考えだとしている。
具体的には、角川グループ映像作品の携帯電話向けコンテンツ配信における協業、ヘラルド・エンタープライズが運営する全国11拠点の映画館「シネプレックス」などへの「iD」決済サービスなどの導入、iモード向けの角川グループサイトの充実などを予定している。これらの取り組みを早急に実現する計画だ。
またドコモは、角川グループホールディングスの普通株式103万1千株を第三者割当増資により取得する。これは角川グループホールディングスの発行済株式総数の3.78%に相当し、取得額は約40億円。取得日は12月12日を予定している。
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