ドリコムは11月20日、光通信と中小企業向けサービス分野を中心として業務提携を行うこと、および新会社設立に伴う子会社の異動について合意したと発表した。
ドリコムは、大企業向けのブログシステムを主としたブログ事業、および検索エンジン事業を展開しており、中小企業向けのインターネットサービスにも進出。一方の光通信は、OA機器販売事業、移動体通信事業、インターネット関連事業をはじめ、レンタル・サーバー事業、マイライン取次事業、保険代理店事業、およびベンチャー投資事業を展開している。
今回の業務提携により、ドリコムは光通信の子会社であるベストパートナーが新設する「株式会社インクルーズ」の発行済株式の60%を、株式譲渡により12月1日に取得。インクリーズはドリコムの連結子会社となる。
株式譲渡後、ベストパートナーのインクリーズに対する出資比率は40%となり、インクリーズはベストパートナーの持分法適用会社となる。なお、譲渡価額に関しては、12月1日締結予定の株式譲渡契約書締結後に発表するとしている。インクリーズの代表取締役には、ドリコム取締役である廣瀬敏正氏が就任予定。役員は、ドリコム側が代表取締役を含む取締役3名、監査役1名を指名、光通信側が取締役2名、監査役1名を指名する構成となる。
ドリコムでは、今後、ドリコムが持つ技術開発力と、光通信グループが持つ営業力を生かし、中小企業向けの新サービスの開発、販売面の強化を図るとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス