韓国のスタートアップ企業
韓国では非常に多くのオンラインサービスが興されていて、その一部は国外でも有名になりつつある。OhmyNews(オーマイニュース)やThinkFreeなどがその例だ。
- 「Enbee」は、Hewlett-Packardの「Snapfish」に似たエンド・ツー・エンドの写真管理サービス。
- Tattertoolsは韓国有数のブログツールである。Tattertoolsは最近「Tistory」という(Typepadに近い)ブログホスティングサービスを開始した。
- 動画共有のPandora TV(最近、シリコンバレーの投資家による600万ドルの投資が発表された)。
- Beedeo.com(Cyworldの創業者によって設立されたが、韓国でもまだ本格始動していない)。
- Opinityの「Revu」は、Identity 2.0サービス(オンライン評判管理サービス)。
- 「Thinkfree」は有数のウェブ上でのOfficeサービス(アメリカにも事務所がある)。 - 私がThinkFreeの最高経営責任者(CEO)であるTJ Kangにインタビューした記事がZDNetに掲載されている(パート1・パート2)。
- OhmyNews.comは有名な市民ジャーナリズムサイト。
- Wingbusは旅行予約サービスと多彩な情報源からフィードされる旅行関係のブログを提供している。
- Han RSSは、市場のシェアの面でも機能の面でも韓国で一番のRSSリーダー。
- Cyworldオープンマーケットは「社会的取引」のサイト。ユーザーがショッピングAPIを利用したブログを書くことができる(Changの投稿)。
Changは、多くのオンラインゲームサービスについても語っている。「韓国はオンラインゲーム企業の苗床だ」と述べるChangは、オンラインゲーム(MMORPG)がa)サービスとしてのソフトウェア、b)オンラインで収益を上げるビジネスモデルの最もよい例かもしれないと考えている。
Changは市場機会があるとすれば、「Facebook」のような大学のソーシャルネットワーキングサイトだろうと考えている。しかし、その場合でもどのみちみんながCyworldを使うだろう。
最後に、もし韓国のウェブ業界の最新事情に遅れずについていきたければ、Changのブログを読むほかに、わたしの友人のTaewoo Danny KimのブログとChanny YunのKoreaCrunchを見ておくといいだろう。これらはみな英語で書かれており、関心を持っておいて損はない。