日本ポラロイドは、12月より32型、20型の液晶テレビ2機種とデジカメ画像を自動スライドショーができる、デジタルイメージフレーム2機種を発売する。
同社では、今年2月よりポータブルDVDプレーヤーやデジタルカメラなど、従来のポラロイドカメラ以外の製品開発、販売を積極的に行ってきた。今回発売される液晶テレビ等は、デジタル家電事業をより推進する製品として発表されたもの。同社ではポラロイドカメラメーカーとして培ってきたブランド力を武器に、この市場への本格参入を果たす構えだ。
日本ポラロイド代表取締役社長の伊藤裕太氏は「デジタル家電事業の参入にあたり、弊社ではユーザーのみなさまに安心して使っていただける日用品的なブランドとして展開していきたいと考えています。いくら高機能でも実際に使用しない機能が搭載されていたのでは意味がありません。私どもが手がける製品は、必要条件の機能を満たしつつ、買い求めやすい価格設定を実現する、ブランドを目指します」と語った。
液晶テレビ「FLJ-3235」(32型)、「FLJ-2035」(20型)は、1366×768ドットのパネルを採用したハイビジョンテレビ。地上アナログ、地上デジタルチューナーを1基ずつ搭載しており、デジタルBS、110度CSデジタルチューナーは搭載されていない。
本体にはD4端子、HDMI端子を1系統ずつ備えているほか、PC入力にも対応。内蔵のP in P(ピクチャーインピクチャー)機能やPOP(ピクチャーアウトオブピクチャー)機能とあわせ、テレビをみながらのインターネットを楽しむなどの使い方ができる。
発売は32型が12月初旬、20型が12月中旬より。価格はともにオープンとなる。
一方、デジタルイメージフレーム「IDJ-0560」、「IDJ-1030」は、メディアカードを差し込むだけでデジタル画像が自動スライドショーできる、デジタル時代の写真立てだ。JPG形式(IDJ-0560のみBMP形式もサポート)での画像再生に対応しており、手軽にスライドショーが楽しめる。
上位機種となるIDJ-1030は、MP3ファイルもサポートしており、スライドショーを楽しみながら音楽再生をすることも可能だ。
発売は12月初旬より。価格はともにオープンとなる。
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