オプトは11月13日、同社の持分法適用関連会社であるスタイライフの株式の一部を、サマンサタバサジャパンリミテッドに売却すると発表した。サマンサタバサよりスタイライフとの業務提携を前提とした株式取得の申し出を受け、売却を決定したという。
スタイライフは、雑誌「Look!s」の制作・発行や、通信販売、ネットモールの企画運営およびECに関する各種事業を行っている。資本金は11億3600万円。一方のサマンサタバサは、ハンドバッグとジュエリーの企画・製造・販売を手がけている。
サマンサタバサからは、スタイライフへのサマンサタバサ商品の供給、EC事業およびメディア事業での協業など具体的な業務提携案の提示を受けており、スタイライフも今回の譲渡を歓迎する意向を示しているという。
売却株式数は2100株、売却益は1億6800万円で、売却予定日は11月30日。これにより、オプトの所有株式数は5800株から3700株に、所有割合は28.4%から18.1%になる。
株式売却にともない、2007年12月期より、スタイライフはオプトの持分法適用関連会社ではなくなる見込みだが、スタイライフとの取引および協業は一層強化するとしている。
なお、今回の株式の売却益1億6800万円は、2006年12月期第4四半期において特別利益として計上する。また、業績に与える影響については、他の要因とあわせて精査し、内容が判明次第公表するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」