2006年11月11日。いよいよプレイステーション3(PS3)が発売となった。
ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは、発売を待ち望むユーザー約2000人が行列を作った。今回、発売に沸くヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで、ソニー・コンピュータエンタテインメントのコーポレート・エグゼクティブ 佐伯雅司氏に、PS3発売と年内の戦略について聞いた。
プレイステーション2の発売日を思い出した。この熱気が、プレイステーションなんだと思う。数多くのお客様に来ていただいて、本当に感謝している。
あと半月、11月中は厳しい状況がつづく。しかし、12月に入れば潤沢に供給できる。お待たせしてしまっているお客様には大変申し訳ないが、それまで待っていてほしい。
これまでのマーケティング、CMのやり方ではPS3の魅力は伝え切れない。限定的なやり方でも、とにかくさわってもらうしかない。
現在は約500カ所だが、最終的には1000カ所、PS3を体感してもらえる場所を用意する。新しいもの、イノベーションは、体感しないと理解してもらうのは難しい。店頭の「PLAYSTATION TV」などで、PS3の魅力を十分感じてもらえるはずだ。
今年の12月は、家電メーカー各社が薄型HDテレビの販売攻勢をかける。PS3は、そのすべてのHD-TVの魅力を引き出して対応することができる。このタイミングで、仕掛けを打ちたいと考えている。
ソニー・コンピュータエンターテインメント
http://www.scei.co.jp/
PlayStation.com(Japan)
http://www.jp.playstation.com/
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