IT専門調査会社のIDC Japanは11月6日、2005年の国内ストレージユーティリティサービス市場の接続タイプ別売上動向を発表した。
同調査によると、ネット上でのデータ共有を目的とした「インターネット接続(ストレージASP)」は、新規契約の大幅な増加と従来顧客の利用拡大から、前年比42.0%と大幅な売上増を記録した。
一方、データセンターでホスティングされるサーバにストレージの利用のみを提供する「データセンター内接続」は顧客数が伸びず4.4%の低成長となっている。
ストレージASPは、セキュリティ機能の強化に伴って成長を拡大。ユーザーIDの管理、ユーザーのアクセス記録の保存機能などが追加実装されたことで、安全性・確実性の面で安心感が高まったことが大きい。IDCでは、今後も成長が続くとみている。
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