イプシ・マーケティング研究所は10月13日、「Web 2.0サービスのユーザー利用実態調査」を実施し、調査結果を発表した。調査は8月24日から9月3日にかけてウェブアンケートとして行われ、有効回答数は2239名であった。
アンケート内容は、「Web 2.0」という言葉の認知・理解、ブログの利用状況、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の利用状況、各種新機能・ツールの利用状況の4点。
結果によると、「Web 2.0」という言葉の認知率は全体の4割弱で、このうち意味まで理解している人は約15%にとどまった。また、認知率は女性より男性が高く、年代では30〜40代のビジネスパーソンが高かった。
ブログの利用状況では、全体の8割以上に閲覧経験があり、閲覧者の約3割がブログの開設経験もあった。また、閲覧、開設ともに20代以下の若年層や女性の利用が多いという結果となった。
SNSの認知率は全体の6割弱で、登録者は2割強とブログより低かった。ただし、登録者の過半数は毎日1回以上アクセスしている。
各種新機能・ツールの利用状況では、ツールバー機能や翻訳機能、動画投稿サービス、更新チェック機能、ソーシャルブックマークなどの利用状況を調査している。
結果では、更新チェック機能やソーシャルブックマークの利用者は2割程度と多くはないが、主に利用する検索エンジンがGoogleの場合、いずれの機能・ツールにおいても利用率が突出しているという傾向が明らかになっている。
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