ビットレイティングスは10月6日、モバイル検索ポータルサイト「F★ROUTE(エフルート)」の検索機能を拡充し、オンライン百科事典「ウィキペディア」内の情報を検索結果として表示するサービスを開始したと発表した。
ウィキペディアは、PC向けに提供していたオンラインフリー百科事典で、日本語など世界50カ国以上の言語に対応し、日本語だけで約25万語のデータベースを保持する。
F★ROUTEは、iモード、EZWeb、Y!ケータイ!の3キャリアに対応する、携帯サイト専用の検索エンジン。画像検索やブログ検索など、さまざまなコンテンツやサービスを提供している。
今回の機能拡充により、F★ROUTEの検索窓に単語を入力して検索すると、検索結果とともに、ウィキペディア内の該当情報を「辞書/事典」のカテゴリに自動的に振り分けて表示する仕様となった。
ビットレイティングスでは、ユーザーはPCネットだけでなく、携帯ネットでもウィキペディアの情報が閲覧できるため、詳細な事典情報を手軽に入手することが可能になるとし、今後も、他社サイトへの検索サービスの提供や、各種検索サービスの拡充を推進するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」