モジラ、「Firefox 2 RC1」をリリース--最終版は10月末を予定

文:Erica Ogg(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2006年09月27日 12時46分

 Mozilla Foundationは米国時間9月26日、同社が無償で提供するオープンソースブラウザの次期版「Firefox 2」の製品候補第1版(Release Candidate 1:RC1)を発表した。しかし、同製品にはいくつかのバグが残っているため、Mozillaは、技術を熟知したユーザーや開発者のみの利用を推奨している。

 Firefox 2は、現行のFirefoxよりも安全なネットサーフィンが可能になるように意図してい作成されている。Firefox 2のこれまでのベータ版を試したユーザーは、CNET Reviewsへの投稿で、eBayやPayPalなどを偽装した詐欺サイトにアクセスしてしまった際に、新版はページをグレーアウトし、ダイアログボックスを表示することで警告を発すると述べている。

 セキュリティの強化に加え、Firefox 2はインターフェースも改善されているという。CNET Reviewsによると、ツールバーは半透明で、マウスを近づけると光ったように見える仕組みになっているという。Firefox 2 RC1は、ダイナミックブックマークに対応しており、ブックマークリストのタイトルに任意の名称をつけたり、アップデートされた最新のタイトルを表示させたりすることができる。例えば、ニュースサイトをブックマークして、サイト名称の代わりに最新のニュースヘッドラインを表示させることができる。同製品にはまた、入力した文章をスペルチェックする機能や、前回終了した時に開いていたタブすべてのセッション情報を復元する機能が搭載されている。

 「Firefox 2 RC2」は10月の第1週にリリースされ、正式版は10月末に発表される予定になっている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]