本当に見つけたい人やモノは、ネットサーフィンをするよりも知り合いに聞くのが一番--そんなアイデアをもとにしたサービス「ドリコムWanted」のアルファ版をドリコムが公開した。
ドリコムWantedは利用者が知り合いを通じて人や物を探せるサービスだ。利用者は、賞金を設定して人や物に関する募集情報を掲載できる。応募があり、両者で合意が成立した場合、募集情報を掲載した人は応募者や、その紹介者に対して賞金を分配する。
賞金は1000円から100万円の間で自由に設定できる。応募者と最終紹介者には他の人の2倍の賞金が分配され、その他の人は同じ金額が分配されるようになる。例えば2人の紹介者を介して応募者が現れた場合、応募者とその人を紹介した人にそれぞれ40%、一番最初の紹介者には20%が支払われる。
なお、募集情報を掲載した人は、応募が成立した場合、システム利用料として賞金の20%をドリコムに支払う。
ドリコムWantedはドリコムアカウントを持つ人であれば誰でも閲覧できる。ただし、募集要項に対する応募や人の紹介は、ほかの人からの紹介メールが届かないとできない仕組みになっている。また、アルファ版では人や物を探せるユーザーは一部の法人社員に限定されているといい、募集したい人はドリコムに連絡する必要がある。
ドリコムWantedでは現在、代表取締役社長の内藤裕紀氏が初恋の人を探しているという募集情報などが掲載されている。
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