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モバイルエンターテインメントに注目するニューズコープ

文:Marguerite Reardon(CNET News.com) 翻訳校正:中村智恵子、岩坂彰2006年09月14日 22時53分
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 ロサンゼルス発--News Corp.の社長兼最高業務責任者(COO)であるPeter Chernin氏は米国時間9月13日、前日の着信メロディ会社Jambaの過半数株取得の発表に続き、エンターテインメントコンテンツのモバイル配信のために携帯関連業界と手を組む時期がきたと語った。

 Chernin氏は、当地で開催中の「CTIA Wireless I.T. & Entertainment 2006」カンファレンス2日目の基調講演に登場し、携帯プラットフォーム上でのデータ販売は、たとえ漸増であってもその経済効果はきわめて大きく、すべての関係業界の協業に向けて十分なインセンティブになると述べた。

 Chernin氏によれば、現在米国の携帯機器契約者2億1900万人のうち、モバイル機器でテレビを視聴しているのはわずか4%にすぎないという。だが、もしもその数字が20%まで増加し、各視聴者がモバイルテレビに月10ドル支払ったとすれば、年間でおよそ50億ドルの売上になる。

 全米のティーンエイジャー全員が月に5ドルを携帯エンターテインメントに費やすとすれば、業界の売上はさらに50億ドルふくらむと、Chernin氏は指摘する。着信メロディの購入者数が単純に5%増加するだけでも、年間10億ドルの売上になるという。

 しかし、こうした成長を実現させるためには、携帯電話機メーカー、携帯通信事業者、マーケティング業者、コンテンツ制作者が協力しあって仕事を進めなければならないと、Chernin氏は述べた。

 「エンターテインメントの歴史を振り返ってみると、われわれとコンテンツ配信者との提携関係が業界全体の成功の鍵だった。それこそが、ワイヤレス分野でわれわれがなすべきことだし、それも今、進める必要がある。これほど大きなチャンスを目前にして時間を無駄にすることはできない」(Chernin氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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